いまさら聞けないシリーズ㉖ (血糖その2) [2021.11.17] 健康診断などで、血糖値を測定する時は、食事前に測定することが多いです。 通常であれば食前の値は約70~100mg/dlの範囲です。 血糖値が必要以上に低くなることを低血糖と呼び、血糖値が下がった際の血糖を上げようとする交感神経刺激ホルモンの作用でふるえや動悸の症状が起こり、脳へのエネルギー不足から意識低下や昏睡に至る場合があります。 一方、血糖値が高いまま下がらない状態が続くことを高血糖と呼びます。この状態が長く続くと血管が傷ついて動脈硬化を引き起こし、糖尿病など様々な病気を発症する危険が高まりますので気をつけましょう。 (次回は、赤血球のお話です…、) 前の記事へ次の記事へ