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いまさら聞けないシリーズ㉑ (γ-GTP)

[2021.11.09]

今回は、γ-GTPのお話です…。γ-GTPは、ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ(γ-Glutamyl TransPeptidase)の略で、アミノ酸の生成にかかせない酵素です。胆道から分泌され、肝臓の解毒作用に関わっています。お酒の飲みすぎで肝臓が悪くなると、γ-GTPの値が高くなります。一般的なγ-GTP検査値の基準値としては、男性が50IU/l以下、女性が30IU/l以下とされています。お酒を飲まなくてもγ-GTPの値が高い場合があります。肝臓病、胆石や胆道系のがん、原発性胆汁性肝硬変とよばれる胆道系の病気のほか、抗てんかん薬、抗けいれん薬、向精神薬、ステロイドなどの服用でもγ-GTPの値は上昇します。
(次回は、AST(GOT)・ALT(GTP)のお話です…、)

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