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いまさら聞けないシリーズ㉓ (アミラーゼ)

[2021.11.11]

今回は、アミラーゼ のお話です。アミラーゼとはジアスターゼとも称される、膵液や唾液に含まれる消化酵素で、デンプンやグリコーゲンを分解することで消化を助ける作用があります。この酵素は血液に混じった状態で全身を回った後、腎臓でろ過され、尿に排泄されます。血液中、尿中のアミラーゼが増加した場合は、膵臓、睡液腺の細胞に異常があることを示しています。特に膵臓に炎症がある場合や膵管の通りが悪くなった場合に高い数値を示すため、膵炎や膵臓の腫瘍マーカー(病気の場合や程度を特定する検査)として有効です。
基準値: 37~125(U/L)
基準値より高い場合、急性膵炎、慢性膵炎、膵癌、膵嚢腫、耳下腺炎、慢性腎不全などが疑われます。
(次回は、尿素窒素のお話です…、)

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