メニュー

いまさら聞けないシリーズ㉕ (クレアチニン)

[2021.11.15]

クレアチニン(Cr)はクレアチンリン酸という筋肉が運動するための重要なエネルギー源 物質が代謝されたあとにできる老廃物です。
クレアチニンが高値を示す場合、腎臓に何らかの異常が起きていることが考えられます。急性腎臓病・慢性腎臓病・心不全などが疑われます。
基準値
男性: 0.61~1.04mg/dL以下
女性: 0.47~0.79mg/dL以下
クレアチニンの検査は腎臓の機能を調べる上でポピュラーな検査ですが、数値は筋肉の量に左右されるため男女差が大きく、また腎臓の機能が半分程度まで低下しないと高い値を示さないという欠点があります。腎臓という臓器は、障害を受けても重症になるまで症状は出ません。 そのため多くの場合は、採血や尿検査で腎臓に異常があることがわかります。クレアチニンが高くても腎臓に異常のない場合もありますが、一度は医療機関を受診して 確認しましょう。
(次回は、血糖のお話です…、)

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME